鈴木商店記念館?地域特集に「秋田」、「沖縄」を新設しました。
2024.4.9.
鈴木商店石油事業ゆかりの「秋田」ならびに製糖事業ゆかりの「沖縄」の二地點を新設しました。
洋糖引取商として創業した鈴木商店?鈴木巖治郎は、明治15(1882)年、地元神戸の有力者と共同で「神戸石油商會」を設立し、舶來石油の輸入事業に乗り出し、共同油槽(石油タンク)を設置して石油の配給體制の確保を図った。
舶來石油の共同事業による取扱いに先鞭をつけた鈴木商店は、創業者?巖治郎の意志を継ぎ大正期に入ると秋田地區の油田の開発を皮切りに大正7(1918)年、帝國石油を買収して石油事業に本格的に參入した。
一方、臺灣での製糖事業を展開する鈴木商店は、大正3(1914)年東洋製糖を系列化し臺灣島內に6工場を有する臺灣第二の製糖會社を誕生させた。折しも臺灣銀行出身の下坂藤太郎率いる東洋製糖に沖縄大東島で製糖事業等を経営する「玉置商會」より事業売卻が持ち込まれた。
製糖事業の拡大を図る鈴木商店の斡旋もあり、東洋製糖は玉置商會の南大東島での製糖事業のほか北大東島で斷念していたリン鉱石採掘事業に乗り出すこととなった。
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