日本香料薬品株式會社
鈴木商店の樟脳事業に由來し、植物精油一筋に86年
日本香料薬品株式會社は、鈴木商店創業期の砂糖と並ぶ主要品目である樟脳事業に由來する會社です。鈴木商店は、躍進の原動力となった臺灣産樟脳油の再製を事業化し、大正8(1918)年當社の前身「再製樟脳株式會社」を設立しました。
再製樟脳は、大正末期に樟脳副産物油工場の建設を計畫しましたが、鈴木商店の破綻によりこの香料等製造計畫は、昭和2(1927)年、再製樟脳より分社化して設立された當社に引き継がれることになりました。
現在の日本香料薬品は、食品香料、安定剤、色素等の「食品香料部門」とテルペン化合物(植物の精油成分から得られる )をベースにした浮遊選鉱剤、合成香料等の「工業薬品部門」の両部門を有する香料専業メーカーとして躍進しております。
創業以來継承してきた植物精油のノウハウを生かし、次代への飛躍を図るためチャレンジを続けています。