雙日株式會社
鈴木商店を源流とする総合商社
雙日株式會社は、鈴木商店を源流としている総合商社です。鈴木商店破たん翌年の昭和3(1928)年、高畑誠一、永井幸太郎らが再起をかけ日商を設立。その後、昭和43(1968)年、巖井産業と合併し日商巖井に、平成16(2004)年にニチメンと合併し現在に至っております。
鈴木商店創業時からの取扱商品である砂糖は現在に続き、樟脳?人絹?ソーダ?肥料等も當社の化學品事業の中で少しずつ形を変えながらも受け継がれております。また金子直吉が「國がやるべき仕事を鈴木がやる」と力を注いだ鉄鋼?船舶等の重工業、その他原油、小麥、木材、煙草等の鈴木商店が生み出した數々の商品も當社の主要なビジネスとなっており、また航空機、原子力関連ビジネスも鈴木商店入社の社員による盡力、鈴木商店時代からの顧客関係が発展の原動力となっております。
そして鈴木商店が設立した企業群は當社の重要な顧客基盤でもあり、金子直吉と松方幸次郎(川崎造船初代社長)との関係、またインドTATAグループとの関係は100年以上もたった現在においても受け継がれ、數々のエピソードが殘っております。